
コラム「点睛」 印刷新報・2026年4月16日付
ムダな仕事は省くべし。効率化は大いによし。ただし、どんな仕事にも「面倒」は付きまとう。他人が嫌がる面倒を引き受けるからこそ対価をいただける。そこを勘違いすると、せっかくの注文主を逆恨みすることになりかねない。なんで自分がこんな苦労をしなければいけないのか―と。一方的な利益は存在しない▼AIの浸透が進むほど、エージェントを分身と思い込み、自分の負担を軽視する方向に向かいはしないか。効率化よりも先に、まず気持ちを向かわせるべきは面倒の在り処(顧客の課題)であり、その後に知恵と工夫が来て、価値を生む。面倒を探す限り、仕事に楽はない。新社会人にはとくに言っておきたい▼そう考えるに至るには、長年接してきた元・全印工連会長の水上光啓氏の影響も大きい。水上氏が会長を務めるMICは、顧客の「面倒くさい」を進んで引き受け続け、業態変革の果実を.み取った。決してスマートとは言えない道のりだ▼仕事は一人でやるものではない。会社にはそれぞれ強みがある。その強みを活かすことで、面倒は得意に変わる。だから、何の心配もいらない。 (銀河) |
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